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AdGuard ブラウザ拡張機能 MV3対応版

ChromeウェブストアではMV2(Manifest V2)拡張機能が段階的に廃止されているため、ChromeユーザーはChromeの新しいAPI、「Manifest V3」(MV3)と互換性のあるMV3拡張機能に切り替える必要があるかもしれません。 このトピックに関する当社の考えは、当社のブログで詳しく議論されています。

AdGuard ブラウザ拡張機能MV3対応版は、SNSウィジェット、バナー、動画広告をシームレスに処理しながら、広告やトラッカーを効果的にブロックします。 ほとんどのユーザーは操作上の違いに気付かないでしょうが、注意すべき制限や変更点がいくつかあります。

AdGuard ブラウザ拡張機能MV3対応版はどこで入手できるのか

MV3対応版は、Chromeウェブストアで以前のAdGuardブラウザ拡張機能に取って代わりました。

MV3対応版のベータ版は引き続きChrome ウェブストアで入手できます。

旧ベータ拡張機能は、AdGuard 広告ブロッカー MV2対応版に改名され、Googleが段階的に廃止するまでサポートされます。

機能と設定における主な変更点

  • 自動および手動のフィルタ更新なし フィルタタブの「フィルタの自動更新」および「フィルタ更新の確認」オプションは使用できなくなりました。 一部のルールは現在 DNR 形式で適用されているため、リクエストに応じてフィルタを更新することはできません。ストアでのレビューとともに拡張機能を更新する完全なプロセスを通じてのみ更新できます。

  • フィルタリングログ

    Filtering log *border

    DNRの制限により、どのルールが機能したかを正確に示すことはできませんが、AdGuardのエンジンに基づいて「発動したと想定されるルール」を表示します。 正確な情報を確認されたい場合は、ご自身でブラウザにAdGuardブラウザ拡張機能の「解凍」版をインストールする必要があります。 これを行う方法の詳細な手順については、別の記事を参照してください。

  • トラッキング防止(旧称:ステルスモード

    Tracking protection *border

    宣言型ルールを使用して Cookie の TTL を設定できないため、Cookie セクション、ファーストパーティ Cookie の自己破壊サードパーティ Cookie の自己破壊 セクションはありません。

  • フィッシング&マルウェア保護」は、一般設定では利用できなくなりました。 悪質なウェブサイトや詐欺から身を守るには、フィルタタブで適切な「セキュリティ」フィルタを有効にしてください。

    Security *border

Limitations

ルールとフィルタの最大数

Manifest V3 では、拡張子ごとに静的ルールと正規表現ルールの制限が課せられています。 これらの制限を超えた場合、ユーザーは通知を受け取ることができます。

Rule limits *border

Too many extensions *border

基本的に、Manifest V3 はルールを静的 (組み込み) と動的に分割し、厳格な制限を設けています。

静的ルール: 拡張機能ごとに最低30,000ルール、1ユーザーがインストールしたすべての拡張機能の累積上限は330,000

正規表現ルールの場合、拡張子ごとに1,000に制限されています。

同時に有効なフィルタの最大数は50です。

動的ルール: ルールの厳密な上限は5,000で、これには最大1,000個の正規表現ルールが含まれます。

If this limit is exceeded, only 5,000 converted rules will be applied in the following order: first Allowlist, then User rules, Custom filters, and finally — Quick Fixes filter.

変換されたルールは、宣言的コンバータを使って [DNR形式]に変換されたルールです。 この変換プロセス中に、一部のルールが他のルールを上書きしたり ($badfilter)、一部のルールが結合されたり ($removeparam)して、順序がわずかに異なるルールのリストが生成され流ことがあります。

この変換されたルールのリストから、AdGuardは5,000のルールだけを使用します。 それ以外のルールはエディタに表示されますが、適用されません。

基本修飾子を持つルールが、どのように宣言的ルールに変換されるかの一例は以下のとおりです。

||example.org^$script,third-party,domain=example.com

が以下のものに変化されます:

[
{
"id": 1,
"action": {
"type": "block"
},
"condition": {
"urlFilter": "||example.org^",
"domainType": "thirdParty",
"initiatorDomains": [
"example.com"
],
"resourceTypes": [
"script"
]
},
"priority": 302
}
]

その他の例については、GitHub をご覧ください。

ネットワークルール修飾子

ネットワークルール修飾子には制限があります。一部、MV3環境では実装できないルール修飾子が合ったり、制限付きでしか実装できないものがあります。

制限の詳細については、GitHub を参照してください。 修飾子の詳細については、ナレッジベースを参照してください。