AdGuard インストール中の一般的なエラー
この記事では、システムレベルでお使いのデバイスを保護する多機能広告ブロッカー、「AdGuard for Windows」について書いています。 実際にどのように動作するかを確認するには、AdGuard アプリをダウンロードしてください。
本記事には、AdGuard for Windows のインストール中に発生する可能性のある最も一般的なエラーと、その解決方法が記載されています。
エラー 5: アクセスが拒否されました
必要なアクセス権限が与えられていない場合に、このエラーメッセージが表示されます。 AdGuard インストーラー(インストール用プログラム)がインストールのプロセスを適切に完了するために必要な権限を持っていない理由はいくつか考えられます。 以下の手順を試してみてください:
お使いのウイルス対策ソフト(アンチウイルス)を一時的に無効にしてください。 それらの設定の度合いによっては、AdGuard のインストールを妨害するものもあります。
別のインストールフォルダを選択してください。 現在のインストールフォルダに何らかのアクセス制限がある可能性があります。 また、外付けドライブや仮想ドライブなどを選択しないようにしてください。
コンピュータを再起動してください。 場合によっては、アクセス権限関連問題は一時的なものであり、PC を再起動することで解決できたりすることがあります。
エラー112: ディスクの空き容量が足りない エラー1632: 一時フォルダがいっぱいもしくはアクセス不可能
これらは 2 つの異なるエラーですが、解決策は非常に似ています。 その名前が示すように、AdGuard インストーラーがインストールを完了するのに十分なディスク容量を見つけられなかった場合に表示されるエラーです。 問題を解決するにはいくつかの方法があります:
AdGuard をインストールしようとしているドライブから、いくつかのプログラムをアンインストールするか、不要なファイルを削除してください。
Malwarebytes による無料ソフトウェア AdwCleaner をダウンロード、インストールし、実行しください。 これは、特に、誤ってアンインストールしたプログラムなどの後に残る、あらゆる種類の余分な「残り物」ファイルからシステムをクリーンアップしてくれます。 ディスク領域を空けるのにも役立ちます。
コンピュータを再起動してください。 一時ファイルがかなりのディスク容量を占めることがあり、PCを再起動することが、一時ファイルを取り除く最も確実な方法です。
エラー 1601: Windowsインストーラーにアクセスできません
これはエラー1603のサブカテゴリー的なものであると言えます。 考えられる解決策も似ています:
Microsoftインストーラーサービスを開始して再登録してください。 これを行うには、多少のステップを踏む必要があります:
1) Win + R を押して、 services.msc と入力します。 2) リストから Windows インストーラー を探し、ダブルクリックします。 3) サービスステータス の下の「開始」ボタンを押し、「OK」を押します。 サービスステータスが実行中の場合、まず「停止」をクリックし、次に「開始」をクリックします。 4) Win + R を押し、 msiexec /unregister と入力し、 Enterキーを押します。 5) Win + R をもう一度押し、 msiexec /regserver と入力し、 Enterキーを押します。
PC を再起動し、インストールを最初からやり直してください。 場合によっては、それだけで問題が解決する場合もあります。
エラー 1602: ユーザーによってインストールがキャンセルされた時
このエラーコードが表示された場合は、何らかの方法でインストールプロセスを手動で中断した可能性があります。 できることは以下のとおりです:
インストール中、AdGuardインストーラーウィンドウを閉じないでください。 インストールが完了すると、ウィンドウは自動的に閉じます。
インストール中にダイアログウィンドウが表示された場合は、「はい」を押して、インストーラーに必要な権限を付与するようにしてください。 「いいえ」をクリックすると、インストールがキャンセルされます。
インストール中は、他のプロセスを起動しないようにしてください。
エラー 1603: インストール中に致命的なエラーが発生しました
このエラーは怖く聞こえますが、実際のところ、 原因がさまざまの一般的なエラーであり、原因のいくつかは簡単に修正できます。 以下の解決策を試してみてください:
Win キーを押し、「コマンド プロンプト」を検索して実行してください。 そこで、
sfc /scannow
と入力し、 Enterキーを押してください。別のインストールフォルダを選択してください。 現在のインストールフォルダに何らかのアクセス制限がある可能性があります。 また、外付けドライブや仮想ドライブなどを選択しないようにしてください。
専用のアンインストールツールを使用して AdGuard をアンインストールし、その後にインストールを繰り返してください。
Microsoftインストーラーサービスを開始して再登録してください。 これを行うには、多少のステップを踏む必要があります:
1) Win + R を押して、 services.msc と入力します。 2) リストから Windows インストーラー を探し、ダブルクリックします。 3) サービスステータス の下の「開始」ボタンを押し、「OK」を押します。 サービスステータスが実行中の場合、まず「停止」をクリックし、次に「開始」をクリックします。 4) Win + R を押し、 msiexec /unregister と入力し、 Enterキーを押します。 5) Win + R をもう一度押し、 msiexec /regserver と入力し、 Enterキーを押します。
インストールのためにドライブのフル権限を取得してください。 1603エラーが発生する原因は、ファイルの保存先に対してフルアクセス権限がないことの可能性があります。 結構手間かかりますが、手順は以下のとおりです:
1) ファイルエクスプローラーを開き、インストール先を含むドライブを右クリックして 「プロパティ」を選択します。 2) セキュリティタブに移動して「編集」をクリックします。 3) SYSTEM(システム)を 1 回クリックし、「SYSTEMのアクセス許可」にあるすべての項目の 許可 ボックスがオンになっていることを確認します (チェック可能な場合)。 「管理者」に対しても同じチェックを入れます。 4) OK をクリックして プロパティ に戻ります。 次に「詳細設定」をクリックします。 5) 「権限の変更」をクリックします。 6) 権限 タブで、「管理者」をダブルクリックします。 7) 適用先 フィールドに対して「このフォルダー、サブフォルダー、およびファイル」を選択し、基本権限のすべてにチェックを入れます。 その後、 OK を押します。 8) SYSTEMに対してもステップ7と同じことをします。 9) OK を最後までクリックし続けます。 AdGuard を再度インストールしてみてください。
エラー 1618: 他のインストールがすでに進行中です
このエラーは、AdGuard インストーラーの複数のインスタンスが同時に起動された場合に発生します。 このエラーが表示された場合の対処方法は以下のとおりです:
PC を再起動し、インストーラーを再び起動してください。 コンピュータを再起動すると、インストーラーのすべてのコピーを含め、進行中プロセスがすべて停止します。
インストーラーがすぐに起動しなくても、何度もクリックしないようにしてください。 インストーラーのUIが表示されるまで数秒かかることがあります。
エラー 1638: この製品の別バージョンがすでにインストールされています
おそらく、すでに AdGuard がインストールされているということです。
お使いのコンピュータに AdGuard がすでにインストールされているかどうかを確認してください。 Winキーを押して「AdGuard」と入力すれば、コンピューター上に既存のAdGuardアプリがある場合は見つかります。
以前 AdGuard をインストールしたときのファイルが残っているのかもしれません。 専用のアンインストールツールを使用して AdGuard をアンインストールし、その後にインストールを繰り返してください。
その他のエラー
上記に記載されていないエラーが発生した場合、弊社で解決できる可能性があります。 ただし、そのためには、お客様からのログファイルが必要となります。 ログファイルの送信方法は以下のとおりです:
AdGuard インストールログを見つけてアーカイブします。その手順は、 こちらの記事をご覧ください。
イベント ビューアーのログを見つけてディスクに保存します。 手順はこちらの記事をご覧ください。
前述した2つのステップで作成したすべてのファイルを、AdGuardサポートチーム(<0>support@adguard.com)までメールでお送りください。 テクニカルサポート担当者ができるだけ早く返信いたします。