AdGuard VPN との併用モード
この記事は、システムレベルでお使いのデバイスを保護する多機能広告ブロッカー、「AdGuard for Android」についてです。 デバイス全体を保護するこのアプリは、こちらからダウンロードできます。
AdGuard for Android は、トラフィックをフィルタリングするためにローカルVPNを作成します。 したがって、AdGuard for Android の実行中は、他のVPNアプリを使用することはできません。 ただし、AdGuard と AdGuard VPN の両アプリを一緒に使える「併用モード」があります。
このモードでは、AdGuard VPN は、AdGuard 広告ブロッカーがトラフィックをルーティングするアウトバウンドプロキシサーバーとして動作します。 これにより、AdGuard はVPNインターフェイスを作成し、ローカルで広告とトラッカーをブロックし、AdGuard VPN はすべてのトラフィックをリモートサーバー経由でルーティングします。
AdGuard VPN を無効にすると、AdGuard は AdGuard VPN をアウトバウンドプロキシとして使用しなくなります。 AdGuard を無効にすると、AdGuard VPN は独自のVPNインターフェイスを介してトラフィックをルーティングするようになります。
AdGuard 広告ブロッカーがある状態で AdGuard VPN をインストールすると、前者はそれを検出し、自動的に「AdGuard VPN との併用モード」を有効にします。 逆も同じです。 併用モードを有効の時は、AdGuard VPN アプリからアプリの除外を管理したり、DNSサーバーに接続したりすることはできませんのでご注意ください。 設定 → フィルタリング → ネットワーク → プロキシ → プロキシ経由で動作するアプリ から、VPN トンネル経由でルーティングされるアプリを指定できます。 DNSサーバーを選択するには、AdGuardアプリ → AdGuard による保護 → DNS通信を保護 → DNSサーバー を開きます。