AdGuard for Macバージョン2.4: 春最後のアップデート
Mac版AdGuard v2.4が登場いたしました。この新しいバージョンの基礎となる2つのベータ版を検証しこなして、前回のリリースから5か月間をかけて磨き上げたリリースを紹介できることを大変うれしく思います。
最大の変更点は、新ブラウザアシスタントです。他の面では、2.4は主にバグ修正系のアップデートです。以前のバージョンで再発し続けていた問題を対処し、よりスムーズに機能する製品に仕上げました。
旧アシスタントをネイティブアシスタントブラウザ拡張機能に置き換えました
まず、AdGuardブラウザアシスタントを紹介しましょう。これは、旧アシスタントと統合モードの役割を同時に引き継ぐ新しいブラウザ拡張機能です。
2つの古いツール間で作業を分散するより、1つの新しい拡張機能にすべてを処理してもらうほうがより効率的ですよね?
私たちは間違いなく機能的なアプローチをサポートしているので、AdGuardブラウザアシスタント(下記では「アシスタント」と省略します)が何をできるのかを見ていきましょう。
AdGuardブラウザアシスタントは何ができる?
- ページ上の迷惑な要素を手動で選んでブロックする
こんなことをネットサーフィンしているときに夢見たことありませんか?さらに、
-
お気に入りのWebサイトでフィルタリング(広告ブロック)を無効にする
-
どうしてもすり抜けた広告を報告する
今では、旧アシスタントにあった制限がなくなり、上記すべての機能を手軽に利用できます。
新アシスタントのメニュー:Chrome(左)とSafari(右)
新しいアシスタントは、3つの問題を解決するのに役立ちました。
1.機能性
アシスタントの設定からメインAdGuardアプリを管理できるようになりました。
機能しない場合は起動し、ワンクリックで保護を有効/無効にし、ブラウザーから設定やフィルタリングログに直接アクセスできます。
つまり、新しいアシスタントには、ブラウザを使っている時に非常に便利となるツールが多数あります。
もう1つの便利な機能は、フィルターされたページの実際の証明書を表示することです。拡張機能としてアシスタントを実装する前に、それを行うことはできませんでした。
2.互換性
以前は、デスクトップのAdGuardアプリとブラウザ拡張機能を統合モードで使用すると、互いの作業を妨げる可能性がありました。一部のWebサイトでは、フィルタリングがそれほど強力ではないブラウザ拡張機能によって実行されてしまう、という統合の不具合が発生していました。新しいアシスタントを使用すると、非互換性のリスクがなくなります。
3.ミニマリズム
以前のアシスタントがウェブページの隅に常に表示されているのが邪魔で気に入らなかった人もいました。今ではおなじみの緑色の盾アイコンはそこに表示されません。
アシスタントを個別にダウンロードする必要はありますか?
オンボーディング(初起動設定ガイド)画面
いいえ、MacOS用のAdGuardを使用している場合は、必要ありません。アプリを初めて使用する場合でも、新しいバージョンに更新する場合でも、そこにはSafari用アシスタントが含まれます。
別のブラウザをお使いになっている場合は、こちらのリンクからそのアシスタントをダウンロードできます。または、アプリの設定を介してやオンボーディングプロセス中に、デフォルトブラウザー用アシスタントをインストールできます。
本アプデート内容はこれだけ?その他のたくさんのバグ修正とかなり素晴らしい改善はいつものようにGitHubでご確認いただけます。
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