AdGuard ブラウザ拡張機能 v5.3
このアップデートでは、AdGuard ブラウザ拡張機能の基盤を強化し、最も重要な要素(Chromeの新仕様「Manifest V3」における速度、安定性、スムーズさ)の改善に焦点を当てています。
フィルタリングエンジンの起動高速化
不要なコンテンツをブロックしページをクリーンに保つ機能の中核である、「TSUrlFilter」というフィルタリングエンジンが今回の更新により起動速度が2倍に向上。
これで、AdGuard ブラウザ拡張機能全体の動作がよりスムーズになり、バックグラウンドでの再起動後も安定性を維持します。
:has のネイティブサポート
ページ要素のブロックと非表示には、高速かつ信頼性の高いCSSセレクタが不可欠です。
従来、AdGuard ブラウザ拡張機能自身が extended CSS を使って:hasセレクタを注入していましたが、対応している環境ではブラウザの組み込み:hasセレクタを使用するようにしました。
これによりフィルタリングの安定性と正確性が向上し、システム負荷も軽減されます。
HTMLフィルタリングの改善
効果的な広告ブロックには通常、単一のフィルタリング手法だけでは不十分です。
広告やその他の要素がページ上のコンテンツに溶け込もうとする場合、「HTMLフィルタリング」が有用です。ページの構造を直接分析し、そのような要素を検出して除去してくれます。
今回のアップデートでは、このHTMLフィルタリングが改善され、最新のCoreLibsバージョンに整合することで:containsルールの処理精度も向上しています。
csp_reportブロック機能の復元
最後に、MV3(Manifest V3)対応の継続的な取り組みに関連する点として、新アーキテクチャへの移行後、csp_reportリクエストがブロックされなくなっていたことにより、ウェブサイトがブロックされたコンテンツやユーザー行動に関する追加データを収集できる状態となってしまっていました。
本アップデートでは、MV3に対応した方法でcsp_reportがブロックされる機能を復元したことにより、以前の保護レベルとユーザープライバシーを回復させました。
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