AdGuard for Android v3.6.3: Android 12対応とv4.0に向けての準備
GitHubにあるAdGuard for Androidのリリースノートを読むと、v4.0のリリースが近づいていることがわかります。
私たちはそれを熱烈に待ち望んでいまして、リリース日が毎回長引く時は「まあ今回なら4.0寸前のバージョンで間違いないだろう」と焦ることもありました。
少しバラしますが、こちらがバージョン4.0に登場する新しいメイン画面です
しかし、私たちが言うところのAdGuard for Androidの新しい時代の幕開けは、中間的なアップデートの必要性を排除するものではありませんし、これまでに行われた変更やすべての作業範囲を無効にするものでもありません。
v3.6.3での変更点は多岐にわたりますが、すべては“アプリの中”にあるものです。
以前、このようなタスクは理解するのが難しいため一般ユーザーにとっては興味のないものだと考えていましたが、このような変更は製品の中核をなすものです。
分かりやすいものとしては、Android 12への対応というのがあります。
私たちはAdGuard for Androidバージョン3.6.3を新しいAndroid 12上で徹底的にテストし、100%の互換性を保証できると言っても過言ではありません。
もしあなたがAndroid 12のアーリーテスターの方であれば、ぜひご自身でもお試しください。
v3.6.3アップデートで導入された変更点をさらにいくつかご紹介します。
このバージョンでは、CoreLibs(AdGuard独自のフィルタリングエンジン)の更新に重点を置きました。
つまり、既存の修飾子の優先順位を処理し、いくつかの新しい修飾子を追加しました。
例えば、$denyallow
, $redirect-rule
, $removeheader
, $specifichide
。
独自の広告フィルタを作成したいと思っているユーザの方なら興味を持ってもらえる変更かと思います。
そのほか、ユーザースクリプトの除外が正しく動作するようにし、見つかった問題/不具合をすべて修正しました。
なかでも、富士通端末での不具合対策もあります。
AdGuardアプリをアップデートして、ぜひご感想を下のコメント欄やSNS・フォーラムでお聞かせください。
皆さんがv4.0を待ち望んでいると思いますが、私たちも同じです。
お待ちいただく価値は絶対にあるという自信だけはあります。