【AdGuard for Mac v2.16】フィルタ更新の高速化と「ユーザースタイル」機能
AdGuard for Mac v2.16 のご紹介です。
このバージョンでは、「フィルタの差分更新」という技術の導入でフィルタの更新を効率化・高速化し、ユーザースタイルに対応したことでWebページの見た目のカスタマイズを可能にしました。
これらの新機能をそれぞれ見てましょう。
フィルタの更新を高速化
フィルタリストは広告ブロッカーの機能の要です。
以前はリストに少しの変更があっただけでもアプリはルールセット全体を再ダウンロードする必要があり、そのような仕組みは遅くて非効率でした。
しかし、今回のアップデートで AdGuard for Mac はフィルタの差分更新(differential updates)を使用するようになったことで、前回の更新以降に変更された部分のみをダウンロードします。これにより、サーバーの負荷が軽減され、処理が高速化されます。フィルタの更新がより頻繁に行われるようなり、常に最も効果的な広告ブロックの保持が可能になります。
ユーザースタイルでブラウジングをカスタマイズ
この新機能により、ブラウジング体験をよりカラフルにすることができます。 ユーザースタイル(Userstyles) を利用することで、カスタム CSS を適用することができ、コンテンツを変更することなくウェブサイトの外観を変更したりできます。 これらはユーザースクリプトと同様に機能しますが、スタイルと見た目に重点を置いています。 アプリに独自のユーザースタイルを直接アップロードまたは作成して、ブラウジング体験をカスタマイズすることができます。
ユーザースタイルを追加するには、
⚙️→「設定…」 → 「拡張機能」 → 「追加」 → 「ファイルまたは URL からインポート」に進みます。
すぐに使えるユーザースタイルはオンラインで入手できます。さらに、「追加」 → 「ユーザースタイルの作成」をクリックして、独自のユーザースタイルを作成することもできます。
また、今回のアップデートでは、フィルタリングエンジン(DnsLibsとCoreLibs)、フィルタリングルールをJavaScriptで強化ライブラリ(Scriptlets)を更新し、いくつかのバグの修正も行いました。今すぐ
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