【AdGuard for Android v4.2】ダイナミックテーマとHTTP/3に対応
私たちが製品に加える変更は、目は見えないも多かったりします。
しかし、今回は、見てわかるものをご用意しました!
そのすぐに見える変更というのは、Android版AdGuard v4.2 では、Androidのダイナミックテーマとダイナミックアイコンに対応したことです。
さらに、HTTP/3フィルタリング(実験的)と2つのHTTPS証明書のサポートも追加しました。
AdGuard、ダイナミックテーマに対応
AdGuard for Android でダイナミックな体験を!
Androidのダイナミックアイコンとダイナミックテーマに対応しました。
設定でダイナミックテーマを有効にすると、AdGuardアプリのインターフェイスとアイコンはスマホのインターフェイスの色に合わせて変わります。
例えば、青がメインのカラーパレットがシステム設定で設定されていると、AdGuardアプリの中のアイコン等の配色もそれに合わされます:
※これらのダイナミック系機能は Android 12 以上でのみ利用可能です。
HTTP/3 フィルタリングのサポート
このアップデートでは、HTTP/3フィルタリングの実験的サポートを追加しました。
これにより、AdGuardはHTTP/1.1およびHTTP/2トラフィックだけでなく、HTTP/3もフィルタリングできるようになりました。
HTTP/3プロトコルは、QUICネットワークプロトコルをベースにしており、より優れたプライバシーとセキュリティを提供するだけでなく、より安定した高速なインターネット接続を実現します。
HTTP/3フィルタリングを有効にすることで、QUICプロトコルを活用し、広告やトラッカーを効果的にブロックすることができます。
【HTTP/3フィルタリングを有効にする方法】
AdGuardアプリ→⚙設定→一般設定→詳細設定→ローレベル設定→「HTTP/3フィルタリング」のスイッチを右に切り替えます。
2つのHTTPS証明書のサポート(root端末用)
同時に2つのHTTPS証明書を使えるようにすることで、root 化されたデバイス上の Chrome 100 以上でのHTTPSフィルタリング問題を修正しました。
ほとんどのアプリではシステムストアの証明書がフィルタリングの役割を果たしますが、Chromiumベースのブラウザでは、AdGuard はユーザーストアの証明書によってHTTPSトラフィックをフィルタリングできるようになります。
証明書のインストールもより簡単になりました。
2つ目の証明書をインストールするには、
[設定⚙] → [フィルタリング] → [ネットワーク] → [HTTPS フィルタリング] → [セキュリティ証明書] へ進み、指示に従ってください。
今回のアップデートでは、フィルターがより強力になったほか、アプリの安定したパフォーマンスを確保するために多数のバグを修正しました。
新しいバージョンについてのご意見をお聞かせください。
このページ下にコメントを残していただくか、SNSでお気軽にご連絡ください。
完全な変更履歴はGithubにあります。
フィードバックやご提案などがあれば、Github issues からも提出できます。