【AdGuard for iOS v4.5.2】HTTPベーシック認証に対応
私たちは最近、モバイル用製品開発のリリースサイクルを3~6ヶ月から4~6週間へと短縮することを発表しました。
この言葉を裏付けて、AdGuard for iOS の今回の新バージョンを前バージョンから1ヶ月後にリリースします。
v4.5.2 では、DNS-over-HTTPSにベーシックHTTP認証(basic HTTP authentication)を追加し、DnsLibsとスクリプトレットを更新し、細かいバグを修正しました。
「ベーシックHTTP認証」とは?
DNS-over-HTTPS の利点の一つは、HTTPプロトコルの機能をサポートしていることです。
標準的なDNSはいかなる認証も提供しませんが、HTTPは提供します。
DnsLibsをバージョン2.4に更新し、DNSサーバーを設定する際にHTTP認証のオプションを追加しました。
なぜDNSで認証が必要なのでしょうか?
自分のDNSサーバーを持っていて、他の誰にも使わせたくないと想像してみてください。
認証がなければ、IPアドレスの制限を手動で設定するしかありません。
例えば、自宅のIPアドレスだけがDNSサーバーに接続できるようにすることができます。
しかし、モバイル・デバイスを使っていて、常にネットワークを変えている場合はどうでしょうか?
そこで便利になるのが、AdGuard for iOS のHTTP認証機能です。
AdGuard Home と AdGuard DNS には、今のところHTTP認証をサポートするDNSサーバーがまだありませんが、近々利用可能にする予定なので、お楽しみに!
AdGuard for iOS の新バージョンを気に入っていただけることを願っています。
変更点のフルリストはGithubでご確認いただけます。
また、アプリに欲しい新機能があったり、バグに気づいた場合などは、GitHubのissuesでお知らせください。