【AdGuard for Windows v7.16】64bit版Windowsに対応とその他の新機能
AdGuardの新年の抱負として、広告やトラッカーからユーザーの皆様を守るために努力を続けることを約束します。
今回のアップデートも、その約束への一歩でございます。
それでは、AdGuard for Windows v7.16 を紹介したいと思います。
Windows 64ビット版との互換性
現在、ほとんどのWindowsコンピュータは64ビットシステムで動作しており、旧来の32ビットシステムよりもパワーとメモリが大きくなっています。
AdGuard は、32ビット版のみでも問題ありませんでしたが、今回のアップデートで、64ビットシステムにも対応いたしました。
アップデートをしますと、お使いのシステムに応じて AdGuard は適切なバージョン(32bit/64bit)をインストールします。
64bitへの対応により、AdGuardアプリの動作がより良く、より速くなることを期待しています。
AdGuard は32ビットWindows搭載パソコンにも引き続き対応いたします。
より効果的な広告ブロック
もう一つの大きな変更点は、HTMLフィルタリングルールにセレクタのサポートを追加したことです。
これにより、ネット閲覧中に邪魔になる広告がさらに少なくなります。
DNS サーバーの新機能
DNS-over-HTTPSを利用する方々のために、クールな新機能を追加しました。
この機能は「ベーシックHTTP認証」(basic HTTP authentication)と呼ばれ、カスタムDNSサーバーへのアクセスをより安全にしたい場合(特に、いろんなネットワークに接続するデバイスの場合)に便利です。
AdGuard内で各サイトの証明書の確認が簡単に
HTTPSフィルタリングの場合、ドメインの元の証明書を確認するのが難しい場合があります。
この問題についてはナレッジベースでも取り上げました。
AdGuard はいつもサイト証明書の有効性を確認していますが、ご自身で確認されたい場合もあるかと思います。
CoreLibs(AdGuard独自開発のフィルタリングエンジン)の更新により、訪問したウェブサイトの証明書を「フィルタリングログ」で簡単にチェックできるようになりました。
ここでは、Web リクエストの詳細を確認したり、AdGuard が使用した暗号化の種類を確認したり、元の証明書を表示したりできます。
v7.16 の完全な変更履歴はGitHubでご確認いただけます。
ご意見・ご感想は、AdGuardのSNSなどでぜひお寄せください。