AdGuard for Windows v8.0 nightly:デザインの一新とよりスマートな機能
※これは初のnightlyビルドであり、リリース版までには程遠い状態です。今後のバージョンでさらに機能が追加されます。
通常、nightlyビルドについて特別にご紹介をすることはありません。nightlyという初期バージョンは裏方で静かに進化を続け、リリース版が注目を浴びることが多いです。
しかし今回は違います。AdGuard for Windows v8.0 はAdGuardにとって大きなマイルストーンです!
新しいデザインと数多くの改善点により、このバージョンは大きな進歩を遂げたため、最終リリース版を待たずに紹介したいと考えました。
新機能
- 企業、アプリ、ドメイン別の統計情報:
「企業」セクションでは、デバイスがリクエストを送信した送信先企業を一覧で全部表示し、アプリとドメインセクションでは、Windowsデバイスにインストールされたすべてのアプリの統計情報を確認できます。これにより、どのアプリやウェブサイトが最も積極的にあなたのアクティビティを追跡し、広告を大量に表示しているかなどを特定できます。
- アプリのUIはクロスプラットフォーム技術で作り直しました:
これにより、将来的にAdGuard for MacとWindowsの機能を一致させることが可能になります。 - バージョン8では、AdGuardはすべてをフィルタリングという基本設定から、フィルタリング対象外のものを指定したり、フィルタリングのレベルを調整したりできます。例えば、AdGuardを通過させるトラフィックを決めたり、HTTPSトラフィックをフィルタリングしないように設定したりすることができます。
- 新しくなった「アプリの管理」:
バージョン8のフィルタリングでは、どのアプリがインターネットにアクセスするかを決定します。何かがオンラインになったことを検出すると、すぐにアプリ管理に追加し、そのトラフィックをAdGuard経由でルーティングを開始します。そこから、ユーザーはアプリに対して行う操作やフィルタリング方法を設定できます。
- 新しいルール作成ダイアログ:
「ユーザールール」セクションで独自のフィルタリングルールを作成するのが簡単になりました。ブロックするリクエストの種類を選択し、ドメインを入力し、コンテンツタイプと対象ウェブサイトを選択 — このすべての操作がシンプルなドロップダウンメニューから行えます。初めての方でも、最もシンプルな方法で独自のルールを作成できるようになりました。
新しいデザイン
AdGuard for Windowsの見た目だけでなく、完全に再設計しました。新しいインターフェースはシンプルで直感的で、使いやすい設計です。
今回のデザイン改新においおて、私たちの焦点は、すべてをシンプルにすることでした。最も重要なツールは前面に配置され、見つけて使用するのがより簡単に。より高度な設定は依然として存在しますが、新規ユーザーを混乱させないよう、隠されています。その結果、シンプルさと広告ブロック機能豊富さのバランスが実現しました。
インストール方法
nightlyビルドは当社のウェブサイトから直接インストールできます。そこで「Windows」タブを選択し、「Nightly」オプションを選択して「ダウンロード」をクリックしてください。
v8.0にアップデート後、以前のバージョンに戻す方法
AdGuard for Windows v8.0 の変更点は重大であり、新しいバージョンを気に入っていただけることを願っています。ただし、バージョン8.0の初nightlyビルドであるため、予想外の動作が発生する可能性もあります。v8.0のインターフェースが使いにくい場合や、機能/安定性に関する問題が多数発生している場合は、以前のバージョン(とその設定)を復元することができます。
フィードバック大歓迎です
AdGuard for Windows v8.0 nightlyは私たちにとって重要なマイルストーンです。
ご意見や機能の提案で改善にご協力いただける場合は、GitHubでissueを作成してください。(issueを作成する前に、リポジトリで既存issueをご確認ください。同じ問題が既に報告されている可能性があります。)
まだベータ/nightlyテストプログラムに参加されていない方は、ナレッジベースをご確認いただき、要件を満たしている場合は、ぜひコントリビューターとしてご参加ください!