新バージョン3本(Mac版、Android版、AdGuard Home)
誕生日が近づいてきて、どんなプレゼントをもらいたいかわからない気持ちを知っていますか?
そんな時、おばちゃんが靴下をプレゼントしてくれて、立派な靴下で、しばらく新しい靴下を購入していなかったから以外と嬉しい気持ち...
まあ、例えとしてちょっとあいまいかもしれませんが、私たちは皆様に3足の“デジタルソックス”をご用意しました。
この“ソックス”とは、アプリアップデートのことです。
AdGuard for Mac、AdGuard for Android、AdGuard Homeの新バージョンをリリースしました。
AdGuard Homeの場合はさらに、ソックスに例えると素敵な装飾が施されていますが、これについては後ほど。
AdGuad for Mac v2.5.2のGitHubでの変更履歴は、通常変更ばかりです。
- ルーチンのCoreLibs(AdGuard独自開発のフィルタリングエンジン)アップデートにより、全体的にフィルタリング品質が少し向上
- かなり厄介なクラッシュへの対処を含むいくつかのバグ修正
- ブラウザアシスタント拡張機能がEdgeでも動作するように
【重要】 このアップデートから、AdGuardはmacOS 10.12以降でのみ動作します。残念ながら、これより古いバージョンのmacOSでは、フィルタリングエンジンで使用している高度な技術をサポートする機能がありません。
AdGuard for Android v3.6.1も、不具合修正等がメインで、v4.0向けの準備開始的なアップデートです(次のバージョンはv3.7ではなく一気に4.0になる可能性が高いです)。
そして、GitHubでの変更履歴も見ての通り基本的にCoreLibsのアップデートとバグ修正だけです。
この3つのアップデートの中で最も興味をそそられるのはAdGuard Home v0.105.0です。
GitHubでの変更履歴をチェックするなら、自分の内なるギークを活性化させる準備をしておきましょう(一般ユーザーを怖がらせるほど多くのITスラングがあります)。
しかし、AdGuard Homeを分かる方であれば、新バージョンにはお役に立つ利点がいくつかあります。
主な新機能は以下の通りです。
- DoH、DoTおよびDoQのクライアントIDサポート
- 新しい強力な修飾子
$dnsrewrite
と$dnstype
を追加 - AdGuard HomeをDNScryptリゾルバとして設定するオプションを追加
ここでは技術的なニュアンスを深く掘り下げても意味がありませんので、GitHubにアクセスしてインラインコードブロックを見てください。
この記事を書いている途中、v0.105.1というホットフィックスもリリースされました。詳細はこちらでご確認いただけます。
以上です。
いつものように、皆様のフィードバックを楽しみにしていますので、ぜひ意見交換ページ(AdGuardのGitHub、フォーラムやSNSのリンクが載っている総合ページ)や下のコメント欄を訪れてみてください。