【AdGuard for Mac v2.6】DNSフィルタリング, Apple Silicon対応, Montereyに対応
朗報!AdGuard for MacにDNSフィルタリングとApple Siliconのネイティブサポートが追加されました。
これらの機能は、以前からベータテスターの方々にご利用いただいていましたが、本日ようやくリリースポイントに到達しましたので、すべてのユーザーの皆様にご利用いただけるようにばりました。
DNSフィルタリング
多くのユーザーから、AdGuard for MacにいつDNSフィルタリングが追加されるのかという質問を受けました。
この機能は、Windows版、Android版、iOS版AdGuardに前から実装されており、私たちのMac版アプリに統合する時もついに来ました。
アプリ設定にDNS設定に関する個別タブを追加しました
「でもこの機能は私には何の得があるの?」
と思われるかもしれません。
これからは、ISPがデフォルトで提供するDNSサーバーに頼る必要はなく、既知のDNSプロバイダからDNSサーバーを選んだり、カスタムDNSサーバーを追加したりと、自由に選択することができるのです。
また、DNSブロックリストやホワイトリストにドメインを追加したり、DNSルール構文を使って複雑なルールを追加したりすることもできます。
さらに、お好みのDNSフィルタを追加することもできます。様々なフィルターとそのリンクはこちらをご覧ください。
もちろん、DNSCrypt、DoH、DoT、DoQなどのプロトコルにも対応しています。
なお、AdGuard DNSは、最先端のDNS-over-QUICプロトコルをサポートする最初のパブリックDNSリゾルバとなっています。
Appleシリコンネイティブサポート
М1に対応し、AdGuard for MacはApple Silicon上で動作するように完全に最適化されています。
この意味がよくわからないという方は、M1をサポートしたAdGuard for Safariのリリースを紹介した別のブログ記事をお読みいただくことをお勧めします。
実は、AdGuard for MacのM1対応は、ベータ版やナイトリー版で随分前に実装されていたのですが、今回ようやく全てのユーザーに提供されることになりました。
Montereyサポート
macOS Montereyは、今年の秋に登場する最新のmacOSバージョンの名称です。
AdGuard for Mac v2.6とmacOS Montereyの互換性をテストしたところ、両者はシームレスに動作しました。
あとは、最新のmacOS 12がリリースされるのを待って、その上でAdGuardを試すだけです。
いつものように、変更点の完全なリストはGitHubでご確認いただけます。
新バージョンを気に入っていただけると幸いです。
皆様からのフィードバックをお待ちしておりますので、ご意見やご感想をぜひ下のコメント欄やソーシャルネットワークでお聞かせください。