【AdGuard for iOS v4.5.5】iOS 17で再び多数のフィルタを使用可能に
AppleはついにiOS 17のバグを修正したので、そのバグに対するAdGuard回避策を撤回しました。
クラッシュすることなく、再び大量のフィルターを有効にすることができます!
また、このバージョンではScriptletsライブラリも更新しました。
回避策はもう必要なし
2023年10月、私たちはiOS 17でSafariのコンテンツブロックルールの数を制限しているバグを発見し、報告しました。
この予期せぬ制限は、Safari Content Blocking API ドキュメンテーションと矛盾しており、AdGuard が使えるはずの90万ルール(6つのAdGuard コンテンツブロッカーによって提供)は利用できなくなっていました。そのため、AdGuard で多くのフィルタを有効にするとフィルタがクラッシュし、ユーザーは多数のフィルタを同時に使用できなくなったのです。
当時、私たちはこの問題に対し、一時的な回避策を導入しましたが、完璧な解決策にはほど遠く、状況は改善されたものの、多くのフィルタを有効にすると、一部のルールが正常に動作しなくなる問題は残っていました。
そこで、アップルがバグを修正した今、ついに回避策を取り消すことができて嬉しく思っています。
つまり、AdGuardアプリで本来の数のフィルタを有効にすることが再びできるようになりました。
※iOS 17 以降をお使いの場合、今回のv4.5.5の修正が適用されるには、iOSの最新バージョンにアップデートする必要があります。
(iOS 16以下をお使いの場合は、このバグは影響しません。)
Sriptletsライブラリの更新
アプリが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、今回のHotfixでは必須ライブラリの1つであるScriptlets(フィルタリングルールをJavaScriptで強化するAdGuardライブラリ)を更新しました。
新しいv1.11.1は、YouTubeやその他のウェブサイトでの広告ブロックの安定性と効率性を確保します。
v4.5.5 の完全な変更履歴は、GitHubでご確認ください。
フィードバックもいつでも大歓迎しております。遠慮なくGitHubやSNSでご連絡ください。