AdGuard Mini for Android v3.0: 「AdGuardコンテンツブロッカー」が完全刷新されました
長年にわたり、「AdGuard コンテンツブロッカー」は、対応しているAndroidブラウザ内の広告をブロックするという、一つの明確な役割にしっかり注力してきました。
しかし、年月が経つにつれ、広告やトラッカーはブラウザの枠をはるかに超え、アプリやゲーム、バックグラウンドサービスにまで広がってしまいました。もはや、ブラウザのみのブロックでは不十分人りつつなっています。
そこで、「AdGuard コンテンツブロッカー」が大きな進化を遂げ「AdGuard Mini for Android」に生まれ変わった大型アップデートをリリースいたしました!
「AdGuard Mini for Android v3.0」 をご紹介します。
これは単なる名称変更にとどまらず、本アプリ史上最大のリリースとなります。アプリを根本から作り直し、皆様に好評だったシンプルな設定はそのままに、システム全体のDNS保護、動画ブラウザ、統計機能など、まったく新しいツール群を追加しました。かつては控えめなコンテンツブロッカーだったアプリが、今ではフル機能のAdGuardアプリ(AdGuard for Android)の軽量版となっています。
そして何より嬉しいのは、Google Playからアプリを入手することをお好みの方にとって、AdGuard Mini for Androidがまさに必要なすべてを備えているかもしれないということです。
AdGuard Mini はシンプルさを保ちつつ、試せる機能が大幅に増えました。
すでに「AdGuard コンテンツブロッカー」をご利用の方は、アプリをアップデートして、AdGuard Mini for Android をお試しください。初めての方は、Google Playからインストールしてください。
変更点の概要
詳細に入る前に、まず概要をご説明します:
- 「AdGuard コンテンツブロッカー」は、「AdGuard Mini for Android」に名称変更されました。お馴染みのブラウザ保護機能はそのままに、新しい名称、新しいデザイン、そして新しい保護ツールが追加されました。
- ブラウザ保護機能は、Samsung BrowserおよびYandex Browserでも引き続きご利用いただけます。フィルターの整理が改善されました。新しいフィルターを追加し、古くなったフィルターを削除しました。
- 新しいDNS保護機能は、対応ブラウザ以外でも効果を発揮します。アプリや他のブラウザを含め、デバイス全体で広告やトラッカーをブロックできます。
- 新しい動画ブラウザ機能はYouTubeの視聴に役立ちます。広告なしで動画を視聴したいときにご利用ください。
- 「統計」と「最新アクティビティ」では、DNS保護の動作統計が表示されます。DNS通信保護によって何がブロックされたかを確認したり、最近のDNSリクエストアクティビティを確認したりできます。
- 無料版をご利用いただくか、フルバージョンでさらに高度な機能をご利用ください。主要な機能は無料でご利用いただけますが、フルバージョンでは、ブロックや許可の対象をより細かく制御できます。また、デバイス1台用の新しいモバイルライセンスもご用意しています。
なぜ「Mini」なのか?
AdGuard for Android のようなフル機能アプリは、幅広い保護機能と豊富な詳細設定を提供します。これらのアプリは高性能である反面、アプリストアの規制により配布が制限されることがあります。
そこで、「AdGuard Mini for Android」のような“Mini”アプリより軽量なアプローチを採用しています。このアプリは、広告をブロックし、ウェブページにフィルタリングルールを適用するためのブラウザ技術である「コンテンツブロックAPI」を通じて、Samsung BrowserおよびYandex Browserで動作し、Google Playポリシーに完全に準拠しています。これにより、「Mini」はシンプルな仕様を維持し、Google Playからのインストールが可能で、ストアの要件にも適合しています。


しかし、この軽量なアプリを、複雑にすることなく、より便利にしたいとも考えました。そこで、ユーザーの皆様にすでに馴染みのあるブラウザ保護機能はそのままに、デバイスを保護する方法をさらに追加しました。「AdGuard Mini for Android」は相変わらずシンプルですが、今ではより多くの機能を利用できるようになりました。
詳しく見ていきましょう。
Samsung BrowserおよびYandex Browserで動く「ブラウザでの保護」機能
ブラウザ保護機能は、「AdGuard コンテンツブロッカー」をご利用の方にとって、最も馴染み深い部分となるでしょう。
Android版AdGuard Miniは、Samsung BrowserやYandex Browserで開いたウェブサイトの広告を引き続きブロックしますが、フィルタリングの設定を見直しました。フィルタリストの再編成、新しいフィルタの追加、そして古くなったフィルタの削除を行いました。

フィルター
フィルターリストは、わかりやすいカテゴリ別に整理されました。これにより、各フィルターの用途が把握しやすくなり、必要なものを選択しやすくなりました:
- 広告ブロック:バナー、ポップアップ、その他の広告をブロックします
- SNSウィジェット:ソーシャルメディアのボタンや埋め込みウィジェットを削除します
- 迷惑要素:Cookieの使用同意に関する通知、メルマガ購読を促すポップアップ、その他の注意をそらす要素を非表示にします
- セキュリティ:既知の悪意のあるドメインや不審なドメインをブロックします
- 言語別:特定の言語や地域向けのフィルターが含まれています
- その他:特定のケースに対応した追加のフィルターを網羅しています

- トラッキング防止:は、ユーザーの閲覧活動を監視するウェブ解析やトラッキングスクリプトをブロックします
- カスタムフィルタ:を使用すると、URL ごとに任意のサードパーティ製フィルターリストを追加し、より的確なブロックを行うことができます
ユーザールール
通常、フィルターは自動的に動作します。しかし、場合によっては、ご自身でフィルタリングを調整したいこともあるでしょう。例えば、正しく動作しないウェブサイトでのフィルタリングを無効にしたり、サポートから提供されたルールを追加したり、特定のページに対して独自のルールを適用したりする場合などです。
そこで役立つのが、ユーザールールです。ページに手動での微調整が必要な場合や、標準のフィルタではまだ特定のケースに対応できていない場合に役立ちます。

たとえば、フィルタリングを有効にした状態で銀行のウェブサイトが正しく動作しなくなった場合、Android版AdGuard Miniに対して、そのサイトをフィルタリング対象から除外するよう指定できます:
@@||mybank.com^$document
これは、「mybank.com 上のいかなる内容もフィルタリングしないこと――そのサブドメイン(例:account.mybank.com)も、そのページ(例:mybank.com/privacy)も」という意味です。
対応ブラウザ以外で動く「DNS通信を保護」機能
「ブラウザでの保護」機能は、Samsung Browser および Yandex Browser を対象としています。
しかし、アプリやサービス、その他のブラウザでは、依然として広告が表示されたり、追跡されたりする可能性があります。
「DNS通信を保護」機能により、AdGuard Mini for Androidは、対応ブラウザの枠を超えて保護範囲を拡大します。
広告やトラッカーがデバイスに到達する前にブロックするのに役立ちます。つまり、Androidスマートフォンやタブレットでの広告表示が減り、バックグラウンドでの追跡も抑えられ、より快適なブラウジング体験が得られます。

※DNS通信保護の範囲は広範囲に及びますが、その仕組みはブラウザのフィルタリングとは異なります。アプリや他のブラウザにおける広告やトラッキングのリクエストをブロックすることはできますが、ページのレイアウトを認識することはありません。ウェブサイト上では、一部の広告が見逃されたり、広告がブロックされた場所に空白が残ったりする場合があります。
DNSサーバー
DNSサーバーは、お使いのデバイスからのDNSリクエストを処理します。Android版AdGuard Miniでは、ブロックしたい内容に応じてサーバーを選択できます。

たとえば、「AdGuard DNS」はDNSレベルで広告やトラッカーをブロックします。「AdGuard DNS ファミリー保護」は「「AdGuard DNS」でブロックされるものに加えて、アダルト系コンテンツのブロックや、対応している地域での安全な検索機能を備えた、家族向けのモードを提供します。
DNSフィルタ

例えば、AdGuard DNS を使用して基本的な DNS レベルのブロックを行い、さらに不要なドメインをブロックするための DNS フィルターを追加することができます。あるいは、フィルタリング機能のないDNSサーバーを選択することもできます。この場合、DNSトラフィックは暗号化されたままとなるため、ISPはどのウェブサイトにアクセスしているかを確認できず、ご自身で設定したフィルタリングルールに基づいてブロック対象を決定できます。
カスタムDNSルールは、より個人的な対応を行う際に役立ちます。例えば、お子様の端末で気が散るようなウェブサイトが開かないようにしたい場合は、そのドメインをブロックすることができます:
||example.com^
これは、「example.com および shop.example.com、whatever.example.com などのすべてのサブドメインをブロックする」という意味です。
動画ブラウザ
はい、YouTubeにも対応しています!
Android版AdGuard Miniには、広告なしでYouTube動画を視聴できる独立した機能、「動画ブラウザ」が搭載されました。よりすっきりとしたYouTube視聴体験をお求めの方には、この機能が最適です。

【動画ブラウザの使い方】
- YouTubeアプリを開きます。
- 広告なしで再生したい動画を選び、「共有」をタップします。
- 「その他」をタップし、「AdGuardで開く」を選択します。
これで、AdGuard Miniの動画ブラウザで動画を開き、ゆったりと、中断されることなく動画をお楽しみください。
統計
新しい「統計」画面では、DNS保護がどのように機能しているかを確認できるようになっています。
AdGuard MiniがブロックしたDNSリクエストの数が表示されます。

また、「最新アクティビティ」を開くと、ウェブサイト、アプリ、サービスからのDNSリクエストを細かく確認できます。


まずは無料で試して、必要に応じて機能を拡張しましょう
Android版AdGuard Miniは、手軽に使い始めることができます。主要な機能(Samsung BrowserとYandex Browserでの保護、「DNS通信を保護」「動画ブラウザ」そして統計情報)は無料でご利用いただけます。
さらなる機能と柔軟性をお求めの方には、フルバージョンをご用意しています。
これには、「トラッキング防止」「カスタムフィルタ」「DNSフィルタ」およびDNSリクエスト管理機能が追加されています。フィルタリングをより細かく調整したい場合や、ブロックルールを追加したい場合、あるいはどのドメインをブロックし、どのドメインを許可するかを決定したい場合に便利です。
1台のスマートフォンまたはタブレットのみでフルバージョンをご利用になりたい方のために、Android版AdGuard Miniでは、1台分のモバイルライセンスに対応しました。3台以上のデバイス用ライセンスを購入することなく、そのデバイスで追加機能をご利用いただけます。
すでにAdGuardのライセンスをお持ちですか?そのライセンスをAdGuard Mini for Androidでもご利用いただけます。「設定」 → 「ライセンス」 → 「すでに購入済み」 へお進みください。
ご意見をお聞かせください
不具合を発見された場合や、改善案がございましたら、GitHub、AdGuardのSNS、またはアプリ内の「サポート」セクションからお知らせください。皆様からのフィードバックはAdGuard Miniの改善に活かしてまいります。










