【AdGuard ブラウザアシスタント v1.4】アシスタントもManifest V3 に対応しました
AdGuard ブラウザ拡張機能を Manifest V3 に適応させる壮大な旅はまだ続いており、また新たなマイルストーンに到達しました!
今回は、広告ブロックの忠実の味方である「ブラウザアシスタント」の時が来ました。
Manifest V3(MV3)環境に完全に対応した AdGuard ブラウザアシスタント v1.4 の登場です!
AdGuard ブラウザアシスタント v1.4は、MV3に完全に適応しており、拡張機能を使用している間は、ユーザーエクスペリエンスや全体的な機能の違いに気づかないかもしれませんが、多くの点が変更されています。
新しいAPIの制限のため、拡張機能を Manifest V3 に適応させるのは手間のかかる作業ですが、AdGuard拡張機能群は徐々にMV3に対応してきています。
このバージョンの変更内容
簡単に言うと、AdGuard ブラウザアシスタントのManifest V3(MV3)版では、バックグラウンドページがなくなりました。
バックグラウンドページは、拡張機能がアクティブなステータスを維持し、ブラウザAPIと連携するための別プロセスを処理していました。
Manifest V3 環境では、このページはサービスワーカーに置き換えられ、ブラウザによって頻繁に中断されるようになっています。
ブラウザがサービスワーカーを停止すると、拡張機能はスリープモードのようなものに入ります。
そこで、拡張機能が機能するためには、何らかの方法でサービスワーカーを目覚めさせなければなりません。
それはページの読み込みであったり、サービスワーカーに送信されたメッセージによって実現できます。
AdGuard ブラウザアシスタント v1.4では、サービスワーカーは、アシスタントが接続されているAdGuardデスクトップアプリ自体によってトリガーされます。
サービスワーカー問題に対応することは、私たちの主な目標の1つでしたが、その過程で他にも必要な変更がいくつかありました。
以前の投稿では、特にAdGuard ブラウザアシスタントとAdGuard VPN ブラウザアシスタントについて、MV3への移行プロセスを詳しく掘り下げてきました。
これらの移行中に学んだことの多くは、AdGuard ブラウザアシスタント v1.4 を開発する際に非常に貴重なものとなりました。
技術的な詳細が気になる方は、ぜひそれぞれのブログ記事をご一見ください。
まだ AdGuard ブラウザアシスタントをお使いでないですか?
この機会にぜひ、AdGuard ブラウザアシスタントをお試しください。
アシスタントの入手方法
AdGuardのウェブサイトから入手できます。
また、AdGuardデスクトップアプリから直接入手することもできます:
【AdGuard for Windows】
⚙ 設定 → ブラウザアシスタント → 拡張機能を入手
【AdGuard for Mac】
⚙ → 設定... → アシスタント → インストール
AdGuard は、ほぼすべてのSNSプラットフォームにアカウントを持っていますので、ぜひコミュニティ・メンバーになって、つながっていただけることを熱望しています。