5つの新しい「AdGuard迷惑要素フィルタ」:何が変わったか
私たちは広告ブロックについてよく話しますが、フィルターについてはあまり話しません。
広告ブロックを可能にするのは、フィルターとそのフィルターリング・ルールです。
フィルタリング・ルールは1日に数回更新されますが、AdGuardのフィルタ一覧自体は長期間にわたり変更されていませんが、今回、新しい迷惑要素フィルタが登場します。
すべてのAdGuard広告ブロッカーアプリと拡張機能に、迷惑要素フィルタが1つから6つになりました。
すでにある「AdGuard迷惑要素ィルタ」に加え、「クッキー通知フィルター」、「ポップアップフィルター」、「モバイルアプリバナーフィルタ」など、より細かい設定を可能にするフィルタが追加されました。
すべての迷惑要素を一度に取り除きたい場合は、今までと何も変わりません。
しかし、一部のポップアップ、アプリからの推奨、またはクッキー通知等をブロックしたくない場合は、他の種類の迷惑要素に悩まされることなく、特定カテゴリ用フィルタだけを有効にして、ブロックするとしない迷惑要素をより柔軟にカスタマイズできるようになりました。
「AdGuard迷惑要素フィルター」とは?
6年前に作成された迷惑要素フィルタは、Cookie通知、ポップアップ、サードパーティーウィジェット、オンラインアシスタントチャットなどをブロックするために設計されました。
徐々に、フィルターは迷惑要素の新しいカテゴリー(例えば、個別の「メルマガを購読する」ブロックなど)で拡張し、フィルタリングルールの数はより大きくなりました。
フィルターが分割された理由は?
一度にすべての要素をブロックしたくない方も多くいることがわかったからです。
バーチャルなチャットボットを使えるようにしたいユーザーもいれば、クッキーの対処方法を自分で選びたいユーザーもいます。
選択の自由はユーザーにとって重要な価値であり、カスタマイズ性は製品にとって有用な品質であると考えています。
そこで、必要なものだけをブロックできるように、迷惑要素フィルターをそれぞれのより細かいカテゴリーに分割しました。
新しいフィルターは何をするのですか?
オリジナルのAdGuard迷惑要素フィルタに変更はありません。
しかし、5つの新しいフィルターが付属しています。
- 「AdGuardクッキー通知フィルタ」は、Webページ上のクッキー通知をブロックします。
- 「AdGuardポップアップフィルタ」は、プロモーションの通知、共有リンクの提案、ニュースレターの登録など、あらゆる種類の機能的でないポップアップをブロックします。
- 「AdGuardモバイルアプリバナーフィルタ」は、アプリのダウンロードを促すバナーをブロックします。
- 「AdGuardウィジェットフィルター」は、オンラインアシスタントウィジェット、サポートチャット、その他のページ上サードパーティ製ウィジェットをブロックします。
- 「AdGuardその他迷惑要素フィルタ」は、迷惑要素の一般的なカテゴリに該当しないウェブページ上の苛立たしい要素をブロックします。
すべての変更と新しいフィルターの内容については、GitHubリポジトリ をご覧ください。
新しいフィルターはどこにありますか?
AdGuard迷惑要素フィルタと同じ場所、迷惑要素セクションにあります。
新しいフィルターは、AdGuard for Windows と AdGuard for Mac で利用可能で、近日中に他のすべてのAdGuard製品にも追加される予定です。
※メインフィルタ(「AdGuard迷惑要素フィルタ」)を有効にすると、他の迷惑要素フィルタをオンにする必要はありません。
※特定のカテゴリ用フィルタのみを有効にしたい場合は、メインの迷惑要素フィルタ(AdGuard迷惑要素フィルタ)をオフにしておくことを忘れずに。