AdGuard for Linux – Release – AdGuardバージョン

AdGuard for Linux 1.1
公開日: 2025年10月6日
今回のアップデートでは、フィルタリングエンジンであるCoreLibsをv1.19に、フィルタリストマネージャー(Filter List Manager)をv2.0に更新しました。これによりフィルタの動作が大幅に効率化しました。
変更内容としては、システムの安定性を維持するための更新がメインです。さらに、バグ修正や細かな改善を加え、Linux環境での広告ブロック機能をさらに信頼性の高いものにしました。

変更履歴

改善点

outbound_proxyの設定をより便利に行えるようにしました
設定のエクスポート/インポート機能を追加しました
カスタムデータディレクトリを設定するオプションを追加しました
cliプラットフォームフィルタへの対応を追加しました
FLMをv2.0に更新しました
言語特化フィルタの自動有効化を追加しました
通知機能のオプションサポートを追加しました
Linux向けUDPフィルタリングサポートを追加しました #46

修正

ベータ版ライセンスのAdGuard CLIが、異なるアップデートチャネル選択時に更新されない問題を修正
Arch LinuxでCA証明書を追加できない問題を修正
エラーページ「Webページは利用できません」がシステム言語ではなくロシア語で表示されてしまう問題を修正
filter_ev_certificatesのデフォルト値が不正確である問題を修正
Firefoxの並列インスタンス実行時にHTTPS CA警告が発生する問題を修正
Scriptletsが動作しない問題を修正
Ubuntuで/usr/local/bin/ディレクトリが存在しない問題を修正
フィルタメタデータが更新されていない場合adguard-cliが起動しない問題を修正
証明書の作成・更新時にエラーが発生する問題を修正
インストーラーが複数ブラウザプロファイルに対応していないことを修正

CoreLibs (フィルタリングエンジン)

CoreLibsをv1.19に更新

改善点

ABPのCSSインジェクション構文のサポートを追加 #1927
ブラウザキャッシュの効率的な活用により、コンテンツスクリプトのパフォーマンスを改善 #1929
コンテンツスクリプトの全体的な読み込みパフォーマンスを改善 #1930
空の属性を持つコンテンツを削除する機能を追加 #1934
$app修飾子へのワイルドカードおよび正規表現サポートを追加 #1906
$domain修飾子からcomplex heuristicsを削除 #1875
「zstd」エンコーディングのサポートを追加 #1976
ALPS拡張機能のサポートを追加 #1987

修正

$urltransform修飾子ではコンテンツタイプ修飾子を使用できない問題を修正 #1978
1件のウェブサイトでフィルタリングが無効化される(「ウェブサイトのパフォーマンスに影響する可能性がある」の誤爆)問題を修正#1994
Minified React error により一部のReactベースのウェブサイトが正しく読み込まれない問題を修正 #1953
CoreLibs v1.18へアップデート後、一部の拡張機能が動作しなくなった問題を修正 #1993
immersivetranslate ユーザースクリプトで XHR タイムアウトが発生する問題を修正 #2000
$removeparam$domain 修飾子と組み合わせて動作しない問題を修正 #1999
$urltransform~3p を組み合わせた場合、アドレスバーから直接開くとリクエストURLが変更されない問題を修正 #1931
AdGuard for Linux 1.0
公開日: 2025年4月29日
AdGuard for Linux v1.0 の安定版が遂に登場!Linuxユーザーの皆様にAdGuardの名高い保護機能を提供でき嬉しいです。 長年、Linuxユーザーの皆様からAdGuardのLinux版を要望する声を受けてきました。そのため、時間と労力を注ぎ込み、Linuxユーザーのための強力なプロダクトを実現するために尽力してきました。AdGuard for Linux v1.0 では、幅広い機能にアクセスでき、Linux上で完全かつ柔軟な保護を実現するツールが手に入ります。
AdGuard for Linux v1.0 のnightly版 をテストされた方は、今回の安定版を気に入っていただけるでしょう。このバージョンでは、パフォーマンスと使いやすさを向上させるための追加機能が搭載されています。

アプリ除外機能

この機能は、AdGuard for Linuxの使いやすさを大幅に向上させます。まだご存知ない場合、特定のアプリからのトラフィックを選択的にルーティングし、必要ない場合にAdGuardのフィルタリングをスキップできます。トラブルシューティング中や、特定のサービスからの広告を表示したい場合などに便利です。
さらに便利にするため、HTTPSフィルタリングから除外するブラウザとアプリの事前作成済みリストを2つ用意しました。これにより、除外設定がより迅速で手動作業が大幅に減ります。
リストは、proxy.yaml(アプリ除外用)とbrowsers.yaml(ブラウザ除外用)のファイルで編集可能です。これらのファイルは、組み込みのターミナルエディター(または任意のテキストエディター)でnano [ファイルのパス]と入力して編集し、保護を再起動してください。ファイルの場所は、configコマンドの出力で確認できます。

差分フィルタ更新

このバージョンでは、フィルタの更新方式を「差分更新」(diferential updates)というものに置き換えました。簡単に説明すると、これで、AdGuard for Linux は前回の更新以降に追加された変更内容のみをダウンロードします。これにより、更新時のトラフィックが削減され、フィルタの更新がより迅速に行われるようになります。フィルタが常に最新状態で使用されるようになり、より正確な広告ブロックが実現します。
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